野口トルストイ親子のブログ

野口トルストイ親子によるブログ。母小梅、その次女サナこ。

〜香穂子の空 第8話〜 小梅の物語

思い出したので、かいときます。
盛岡のおばあちゃん香穂子。

エピソードの中で、またでてきました。

明るくエフィカシーあげていこうと、思ったのに。


捨てネコ、迷い子猫がいるらしいといいたので、小梅とサナこの3人、車でいきました。

どんな近い敷地でも車でいきます。
100メートルくらいのところに、ネコがいました。

子猫


子猫ちゃん

わあ

子猫

わあ
ちいさい


初めて抱く子猫


ちいさくて、ミャー


そのちいさいこを車にのせて、香穂子、小梅、サナこの三人でそのままドライブ。


しばらく、いったことのない
ずいぶん、遠いとこです。

 

どこにいくの?と香穂子にきくと、
そこには可愛いネコがいるよ


と。

 

そして、とある場所につくと

そこに可愛いネコはいなくて。

香穂子は、だれもいないところに、無言で、さっき拾った子猫をおいてきました。


小梅

こころ、ひび


サナこに、こんなとこは、みせたくなかった。

いや、香穂子の本質を知ったことは、よかったか


そんなレベルではないだろう


ちーがーうーだーろー


やくざ?


って、思った。


異常でしょう。

サナこがなにもいわなかった


すべてを飲み込んだように。


ねこ、どうしたの

わたしもサナこも、いわなかった


大声でどなればよかった


なにするんだー!


こんなとこまでねこ、つれて


すてるとこみせるなんて


あんなに、こころがこわれたことはありませんでした。

サナこにあやまりたい。


まさか、ねこをみせる、といって、
そんなことをするとは、予想しなかったわ、

 

香穂子は、異常です。


かなしいです。


かなしい

かなしい

なんかい、かなしい
いやだとおもったかしれません。

 

心が壊れた人は
他の人を壊さずにはいられないのかな、と思う。


終わったことを

なぜ?と考えるのが悩み、苦しみです。
苦悩よりも、感情を感じてください。
その時の感情。
それがあるとないで、ちがいます。
本当は、どう感じたのでしょう。
つらいならば、ではどう感じたら心が楽になりますか?
そして、本当はどう感じたかったのでしょう。 また、感じられていない感情にきづくと世界が変わります。
そんなふうにして、過去をポジティブに書き換えることも可能です。


こんなにも騒がしい街並に たたずむ君は
とても小さく とても寒がりで 泣きむしな女の子さ
街角のLove Song 口ずさんで
ちょっぴりぼくに微笑みながら
凍えた躰 そっとすりよせて 君は口づけせがむんだ
Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れられないでいるよ

君の髪を 撫でながら ぼんやりと君を見てるよ
甘えた声で 無邪気に笑う ぼくの腕に包まれた君を
Oh My Little Girl 素敵な君だけを
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
冷たい風が 二人の躰すり抜け
いつまでも いつまでも 離れられなくさせるよ

Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れないと誓うんだ

おわり