野口トルストイ親子のブログ

野口トルストイ親子によるブログ。母小梅、その次女サナこ。

迷えるあなた、そこの君へ

ノマドクイーン」
私がここにいます。
さなこは、わたし。さなちゃん、頑張って、いえ
そのままでいて
(45歳 週末ライター 焼肉店バイト)

 

「わたし、辞めます。」
定時で帰りたいし
このままじゃ
出会いもない

いいえ
もちろん
いいわけだって
わかってる

まわりにたくさん
人はいます、

ただ
ただ

心の余裕がいつもないんです

リラックスなんて
いわれただけで
イライラして

暴食して
6キロ太りました

 

この前の集合写真見て
え、このおばちゃん

と、思ったら
自分で
慌てて
目をそむけた


いや
いやああああ


前は細かったのに
エスト58もなくて
自慢だったのに

いまでは
ズドンとした
デザインばっか

会いたくない
昔の友達


k子は
海外に買い付けにいくほど
キラキラの帰国女子


T代もピアノで生きていける
ほどすごいけど
いまいち
方向性なくして


私たち


心の中のぽっかりした空洞を
とりあえず仕事でうめて
ここまできたの


でも
本当にしたいこと
心から叫んだことあるのかな


人間関係にしろ
親にも
友達にも
異性にも


人のこと
幸せにしなきゃって


さなこは
目をあけたまま
泣いていた


モディリアーニの絵の女の人のように

その向こうに何があるとおもって
ここまで走ってきたんだろう


もう、走りたくない

 

 

ねぇ言って ちゃんと言って
私に聞こえるように 大きな声で
もう泣かないでいいように

目の前であなたは やさしく笑ってみせるけど

動けないのは あなただけじゃない

だから抱いて ちゃんと抱いて
この体に残るように 強い力で
もう泣かないでいいように
どこまでも 行けるような気がしてた
でも寒くて とても寒くて歩けないよ

でたらめな願いを 託して音を捧げましょう
私が消えれば 楽になるんでしょう?

じゃなきゃ言って ちゃんと言って
聞こえないふりをしないで ここに居たいの
私は側に居るのよ
聞いてちゃんと聞いて 言葉にもならないのに
全て欲しくなってしまう 無様な火傷

雲はまるで 燃えるような ムラサキ
嵐が来るよ そして行ってしまう いつも

ねぇ 空は遠すぎる

言って ちゃんと言って
聞こえないふりをしないで ここに居たいの
私は側に居るのよ
抱いて ちゃんと抱いて
この体に残るように 強い力で
もう泣かないでいいように
どこまでも行けるような気がしてた
でも 寒くて とても寒くて 歩けない

もう 歩けないよ。

 

ブラザーブラザー☆オーブラザー

カタカタカタカタ
カタカタカタ...


私は今、パソコンの前にいます。
すてきなカフェ
窓の外には小鳥んご

 

カタカタカタカタ
カタカタ...

「これで、おわりと」

あとは
散歩
タピオカ入りココナッツの香りにさそわれ
また、いこう


るんららあ
るら
るら


こんなハッピー
あったんだ


いいね
いいね


さなこ
さなこ


新しい世界を
みせてーあげよおー


「もう
おわった」

朝メールチェックして
10時には

ひまりんご

「ねようかな」


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

カタカタカタカタ
カタカタかた

 

カタカタカタカタ、

おわらない
おわらない


おわらないよお

こんなにやってるのに、
深夜12時


足をひきずり
家につく
寝てまた朝だ

わたしは、なにをやってるんだろう

☆ ☆ ◇ ☆ ◇

チュチュチュ
チュチュチュ


ことりんごさん



夢だった


夢だった


明日から

沖縄だった

そうだ

わたしは

ノマドクイーン


(「最強のさなこ♡星降る丘のノマドライフ」より)



朝帰りで疲れ果てた体を 床に投げ出して
今日あった最悪なNEWS ハッピーなNEWS
思い浮べていけば また目がさえて眠れない

BROTHER 生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ 今更
どうか教えてほしいんだ
苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ
baby, We'll be alright We'll be alright

うまくいってるかい なかなか大変だよな 全く
こっちだって毎日クタクタになってる
たまにはしょーもないハナシで盛り上がろう
言いたいこと言えるから いつも最後は笑顔で別れられる

BROTHER 生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ 今更
同じ道をゆくわけじゃない
それぞれの前にそれぞれの道しかないんだ
baby, We'll be alright We'll be alright
We'll be alright

君はサーモンかい

「次は、さなこさん
お願いします」

「えっと、はい、
ガタっ」
歯をマイクにぶつける恒例のイベント


これは、さなこはわざとやっているのではないけれど、
天然なので
服を前後に着て仕事にいったりは、してる、ふつうの光景なのだ。

「わたしは、この《ノマドライフを満喫ファンキーベイベ夏祭りだよ》に呼ばれてお話しさせてもらうことになり、ああ、きいてよかった、と思える話にならないかもしれません。」


ざわざわ

最前列には、昨年就活の時、さなこの話を聞いて楽になり、人生が変わった熱心な推しの子が来ていた。
さなこより、しっかり見える。

 

さなこは、高校から、見かけが変わっていない。

カフェでは、高校生?といわれる。


ノマドライフにしてから、変わったことは、自分の中ではないんです。
そのままです。
時間は、自分の中では集中すると、3日でも3時間くらいになってしまうので、思ってることは同じです。
大事にしていることは
眠る、時間、、、そして水です」


ざわざわ


「会社にいた頃も、ご縁でお仕事をしていって、どんどん、働く時間は短くなり、お給料も上がっていました。
ノマドライフを満喫ファンキーベイベ夏祭りだよに、出る前一か月は、300万の収入でした。休みを取り、海釣りに行きました。
サーモンが、すきなんです。
サーモンと玉ねぎ、
サラダにいれて、韓国海苔と食べます。
サーモンを釣るのは季節を選びますね。」


ざわざわ

「あ、質問の方どうぞ」


「私もサーモンは好きです。クリームチーズもあいますよね、生ハムとは、どちらがバリエーション増えますかね」

「生ハムです」


おおおおおとおとおおおおおお

 

「さなこさん、
お仕事、、、のこと、、
戻っていいでしょうか?
かっこあノマドライフを満喫ファンキーベイベ夏祭りだよ》は、あくまで起業したいかたの、その周辺てことで、、、あ、いいですよね、生ハム」


「わたしは、サーモンと生ハムを食べていて、どちらもすてきで、それは、正社員もパートもノマドもいろいろある、甘さも塩辛さもぐじゃぐじゃも、それをわかったんです」

 

深い。


深すぎやん

 

Save your dream Save your world
偶然が重なり続けて 道が出来てゆく

大切な愛情を 大切な人に使おう そう


谷間をぬける風の イメージ
もうすぐ雪の結晶の デザイン

ちょっとづつ
大切な夢や想い
大人になって
隠れてゆく
花柄のワンピース その上にレザーのジャケットはおって


重なり続けて 道が出来てゆく

愛情を 大切な人に使おう そう

 

 

幸せなノマドリアンへようこそ

アメリカ人、41歳 芸人
さなこさん、ハロー、ツイートしました、フォローしまーすです。
自分のこれまでとまるで同じ
なんて、アメイジングなんだ。

タニエル カレーパウダー)

 

 

 

「あ〜食べた食べた
食べたりあん ふぉー」

テーブルの上には、ラッキーターンの包み紙
運勢も吉、やったー
ラッキー王子!

黒蜜きな粉もち
フィナンシェメープル味
いちごポッキー

おいしい
おいしさにいろいろあるね
ラッキーターンの舌のあじわい
くせになる
きな粉のぷりゅんとした
春の子犬のような可愛いおいしさ

こんなのを見てるだけで
感じる風に
幸せなノマドリアン〜て感じ。

ピコン!

「お、今日の予定2件あります」


☆11:30

さなこんこんこんにちふぁ
カフェ発 みらいのウィアチャンピオン


ウィアの日だ!

これはノマドになってから、先輩から声がかかり、母校の就活コンサルタントをしているのだ。
先輩は、ずっとしていて、さらに夢を叶え、自然の中に動物や植物、育てる人のサンクチュアリィを作り、日本に時々しかいないから、
さなちゃん、できる時でいいから、と委任されたのだ。

ここでのコンサルタント業務だけでも、生計を立てられるけれど、ノマドリアンなので、こちらのコンサル料からは、寄付をさせてもらっている。

名前は
甘えんぼアニマルいいこいいこフェニックスアトランティス財団だ。


地球、宇宙、愛のお仕事
感じる心
温まるハートと足腰


さなこ自身冷え性だったこともあり
動物も人間も温まるハート
むりさせない肉球ノマドリアン
緑の地球にします


そんなとこが気にいっている財団だ。

就活コンサルタントは、大学生とお話しするなかで、アイデアがひらめいたり、そこから、自然に飛行機が飛び立つように、仕事が、生まれ、そこにいくだけで、助け合い、緩めあい、落ちつけ、やすめ、創造が循環する。
ニートでもなんでもオーライ。


組織で何がなんでも一生働きたい
ネクタイしめて、30年間
満員電車に乗りたい人が
かつてはいましたね、
って、江戸博に展示されるような
働き方も
かつては、あったみたいね
黙祷


そんな感じですすんでる


お話しは
公園の木の下に
ピクニックランチをひろげたり


河原で鳥と石と空をみながら
なんとなく
流れる時間を感じる

なにもはなさないこともある

昼寝とことリンゴ

 

そう

感じるんだ


◇ ☆ ◇ ☆ ◇

「この企画どうなってるの?
やり方もう一度ねりなおしてね
やる気あるの?!
遊びならいらないんだよ」


休日出勤が趣味のかつての上司。
いつも怒ってた。
飲むととたんに、
家庭の愚痴。

 


やめてなかったら

まだ、あの仕事をしていたら

 

失うものは


悲しみ

と、いう感情だったかもしれない


三年前のさなこは
悲しみを悲しんじゃいけない宗教にはまっていた。

できるはず
もっと、もっと
もっとできるはず
資格も
英語も
留学も
まけちゃだめ
インスタばえばえ
合コンぎらぎらの友

 

悲しんでるバヤイじゃないよ


☆ ◇ ☆ ◇ ☆
悲しまなければわからないんだ、
悲しみをかなしまないから


悲しみをいかりにするからいけないんだ

そんなのいらない

生ハムとサーモンはちがう

それを
そんなことはいいから
早くやればいいんだよ

売れればいいんだよ

そんな
そんな

生ハムとサーモンはちがう

一緒にしたら
世界は止まる

この子たち
食料なのか

そう
思ったとき
自分も会社の食料にみえて

泣いて流し込む
サンドイッチ。。。

周りの人には
むせた、ふりして
ペットボトルのお茶を飲んで
ごまかした。



私は暗闇には慣れているわ
Hide away, they say
隠れてろ、人々は言うの
'Cause we don't want your broken parts
私の壊れた部品はいらないって
I've learned to be ashamed of all my scars
私は自分の欠点を恥じてきたわ
Run away, they say
どっか行け、人々は言うの
No one will love you as you are
誰もありのままのお前のことなんか愛さない、と


But I won't let them break me down to dust
でも私は誰にもゴミ扱いさせないわ


私は暗闇には慣れているわ
Hide away, they say
隠れてろ、人々は言うの
'Cause we don't want your broken parts
私の壊れた部品はいらないって
I've learned to be ashamed of all my scars
私は自分の欠点を恥じてきたわ
Run away, they say
どっか行け、人々は言うの
No one will love you as you are
誰もありのままのお前のことなんか愛さない、と

 

But I won't let them break me down to dust
でも私は誰にもゴミ扱いさせないわ


今日は、恥ずかしさに落ち込んだりしないもの

We are bursting through the barricades
バリケードを突き進んで
And reaching for the sun (we are warriors)
そして太陽に手を伸ばすのよ(私たちは戦士よ)
Yeah, that's what we've become
えぇ、これが私たちにふさわしい姿よ

 

Won't let them break me down to dust
私をゴミのように扱わさせないわ
I know that there's a place for us
だって私たちの居場所を知っているもの
For we are glorious
私たちが輝ける場所を

 

When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても
I'm gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして、溺れさせてやる
I am brave, I am bruised
私は勇敢よ、私は傷つけられた者
I am who I'm meant to be, this is me
これが私のあるべき姿なの、これが私よ

 

Look out 'cause here I come
気をつけなさい、私が行くわよ
And I'm marching on to the beat I drum
自分で叩くビートにのって進むの
I'm not scared to be seen
見られることは恐れない
I make no apologies, this is me
謝ったりしないわ、これが私だもの

これが私のあるべき姿なの、これが私よ

気をつけなさい、私が行くわよ

自分で叩くビートにのって進むの

見られることは恐れない

謝ったりしないわ、これが私だもの


洪水をおこして

溺れさせてあげるわ
(...this is me)
これが私よ

 

さなことルモ

さなこは泣いた


夕日
きれえだなあ

こんなきれいな夕日みるの
いつ以来だろう

ちいさいとき
ルモと一緒に川釣りしたころ
いつもこんな空だったなあ


あれから


「さなこ

おめでとう

みたよ
依頼
そして
満点の評価じゃない

すごいよ
うれしくて
ふるえたよ」


さっそく連絡くれたのは
おおまりだ。

きっと、秋裸からの連絡網だと思う


「おおまり

ありがとう」


おおまりは、営業しながら、
音楽をつくってる。
なんというか、人間的奥行きがあるっていうのかな
スイスイ一直線にいかない
音楽をやめようとしたけど、やはりもどる

そこに日常くらしてる人の目線があり
落ちこんだとき
落ちつける
こんな日もあるよね

何度もたすけられた
おおまりの

《ブタクサの約束》

まだ悩んではいる。
それが人間だもの


初めて
さなこは、
仕事を受注した、

ふつう
デビューして、すぐなんてこない

宣伝もしてない
周りの人にも
声かけてない、

だけど、なんできたんだろ

だれか、しこみかな、
なんて、おもうほど。


うちは、

おかんが、家出して

おとんだけに、そだてられたけど


おとんも
すこし、頭は、、ちと、まて

だ。

お金はあるときあったけど
ないときなくて


よくいきてたと、おもう


おとんは
平気みたいで

それがよくわからないけど。

映画を観て
その世界で、さなこは
なんにでもなった


このままおわらん


このままのはずないん


わたしは、
これで、やっていく

草をたべてでも
やっていく


ふとみると、
白い毛の
子犬がいた


ルモ?


ルモちゃん

なの?


そんなわけない


ちがう

だけど

たしかにみえた


「おねいたん

大丈夫だよ、

天国で、おじいちゃんと、約束したから」


さなこは
はじめてのお客様に

イエローのバラの人


と、こそり
なづけた。

 

真っ赤だな 真っ赤だな
つたの葉っぱも真っ赤だな
もみじの葉っぱも真っ赤だな
沈む夕陽に照らされて
真っ赤なほっぺたの君と僕
真っ赤な秋に囲まれている

真っ赤だな 真っ赤だな
烏瓜って真っ赤だな
トンボの背中も真っ赤だな
夕焼け雲を指差して
真っ赤なほっぺたの君と僕
真っ赤な秋に呼びかけている

真っ赤だな 真っ赤だな
彼岸花って真っ赤だな
遠くの焚き火も真っ赤だな
お宮の鳥居をくぐりぬけ
真っ赤なほっぺたの君と僕
真っ赤な秋をたずねてまわる

真っ赤な秋に呼びかけている

 

チロ子ちゃんの声が聞こえる

 


チロちゃんちろこちゃんや
天使さん天使さん
ガブリエルさまよろしくおねがいします

かぜがそよそよで
白い光
チロのせなかのいろ
光の中にいくからね
とてもしあわせな
チロのおかあさんをおもいだす
そこは光のところだからね

チロはほかのこにもやさしく
だれかにやさしく
昨日は、よくねたね
頭は大きくてかたい
でも首はほそいから
首をそっともつからね

ケーキをとるような
下からそっーと手を入れて
そっとはこぶ
チロは今朝あるいたね
ろうかをはじっこまであるいた

ここは、おねえちゃんがみえるところだから
いきたかったのかな
また、おねえちゃんはきてくれるよ
おねえちゃんがまたきてくれる
たおれないように
みてくれて
ささえてくれてありがとう

足に筋肉ないから
よろころ
とぼとぼだけど
こころは幸せで
よろこんでもらいたくて
あるくよ

今朝は6時はのんだけど
8時は、のまないね
バラの花みたいに
枯れたらおそいから
水のむと
からだがきれいにそうじされるよ

今朝はいいうんちにもどって
よかったね
チロちゃん

なにもほしがらないチロ
チロがいないとさびしいよ
さびしくてさびしくて
しょうがないよ


また春に桜の木の下で
芝生の上で
星の下で
チロの好きなものを食べ
ゆっくりやすもう
チロちゃん
ありがとう

 

歩こう 歩こう わたしは元気
歩くの大好き どんどん行こう

坂道 トンネル 草っ原
一本橋に でこぼこ砂利道
クモの巣くぐって 下り道

歩こう 歩こう わたしは元気
歩くの大好き どんどん行こう

ミツバチ ブンブン 花畑
ひなたに とかげ ヘビは昼寝
バッタがとんで 曲がり道

歩こう 歩こう わたしは元気
歩くの大好き どんどん行こう

キツネも タヌキも 出ておいで
探検しよう 林の奥まで
友だちたくさん うれしいな
友だちたくさん うれしいな

野口と療養サナトリウム 風立ちぬの日和

 


チロや
寒くはないか?
チロ

ねえ
どこかいたいかい?
足かな
おしりかな
よくがんばってるよ。


昨日も、夜おふとんにうんちした。
洗ってかわかし、ファブリーズはさけたい。
風のガーデンの診療所のように
香りの強い花をかざろうか。

チロや
つかれはてたら
そのむくろ
魂は卒業していいんだよ

悲しまないよ

悲しませないかと心配しなくていいんだよ

もう、苦しみはなくていい
チロや

介護
小梅、白髪ふえたなあ
えへへ、何日髪洗ってないか、わかんないわ
疲れて
毛穴つまるから、白髪によくないよ、はい


ガブリエル様
風のガーデンにきてください

チロが愛につつまれ
家族が悔いない最期をおくれますように

ルルドにいったこと、おもいだそう
奇跡のメダイもかけてあげた。


☆ ☆彡 ☆ ●

弱音を吐いたり、できないというと怒るのは
キナこと香穂子はよく似てる。

本当は、弱い自分を鏡で見せられてるようで、焦ってくるのかもしれない。
二人は深いところでは、とても人に頼り、依存している。
感情が独立していない、、からか

そばにいる人が、弱音を吐くと
自分も頼りなくなり、たえられず
怒る、反発し、拒絶する。

感情は自由でいい
どう感じようとあるがままみとめて

怒るのとは、ちがう。


小さい頃から
できない、というと小梅は、香穂子に怒られた。自分もキナこにしたのだろう。
劣等感の裏返し、優れないといけない縛り。


それはとても荒っぽい。

 

☆やってみるけど、おもうようにいかないかもしれない
☆やるだけでもすごいよ
☆してみてそこで開けることもある
☆できなくていいんだよ
☆誰かに手伝ってもらおうか
☆得意な人に頼ろうよ
☆一緒にやってみようか

 


そんな柔らかなゆったりした選択肢が
あたえられてたらなあ。

完璧に
一度で
だれよりもうまく


やれ!

と、圧をかけられていた。小梅。
その毒を大事な娘にももってしまった。
悔やまれる。
死んで詫びたい。

小梅は
細かな小学生程度の頃はできても
中学くらいから、あちこち万能でもなくなっていた。

背が小さいと、親から怒られていた。
遊んでないで、勉強しろ、テレビをみるな
そんなものをほしがるな
あんな人と遊ぶな
そんなことは言うな
親と同じに感じろ


命令
否定禁止

これでは、パニック障害に最速でなれるだろう

今日、香穂子の誕生日
元気かどうか、連絡しようともしたが
香穂子アレルギーは深い傷で
リアクションにこころ折れない自信もない。

似たような接し方を
今朝キナこにされた。
きをつけな!と。

 

この語尾の、な!が、とてもささる、命令。
なんで、な!なんだ。

気をつけてもらうとうれしい、に変換。とりあえず、こころで。

さて
ホロスコープ で分析しよう。


香穂子の特徴は
月 火星の90度

すのこころ
すの自分
肉体精神に、攻撃が横からくる
避けられない
弱い無防備な自分を自分がこれでもかとたたく。
痛む心
軋む思い


精神は壊されやすい。
火星の90度は、危険だ。
戦争、火、事故、怪我、手術などもあらわす。

四男吉もある。
自分に優しくないのだ、つまり。
無意識だろう。
意識しずらいパートだ。
火星90度の人は、ボロボロになる。

キナこは、火星冥王星の90度
もはや、格闘技アスペクト
何度うたれても、はいあがる。
これを消化しないと運命をまわせない。
圧がかかるものがある。
尋常ではない破壊がある。
極めて攻撃的な。
意識してもらえると、うれしい。
火星90度ない人からみると、
おそろしい剣。


介護
いつも、対応し、緊張し、
24時間のうち、わずかしか、気をぬけないんだ。
相手は生き物だから。
現場現場で違う対応なんだ。
その瞬発作業の連続なんだ。


どんなにエネルギーを使うか。
乳児を育てた経験が、役に立つ。

反対に
動物を育てていた経験は、育児にとても役に立つ。言葉を介さないで、くみとる。
いたいのかなあ
さむいのかなあ
退屈なのかなあ
外にいきたいのかなあ
遊んでほしいのかなあ
ぼーっとしたいのかなあ
思い出してこわいのかなあ

 

四男吉は。育児のとき
それができなかった
なんでも、お腹すいた、とおもってた。

いやだった。

 

 

結局かなめは、排泄のせわ。です。
食べてだす。

人間だけかな、おむつは。

野生動物は、しない。
きれいな街 きれいな家にすむから
トイレのことは、一大案件になってくる


介護とは、つまり、そこだ。

おしりとのつきあい
自分で、トイレにいけることのありがたみ


哲二の介護で痛感した。
経験しないものは、感情移入までむずかしいもんだね。


責められることに弱い
香穂子とキナこ

被害妄想と近いものがある、、
責任を引き受ける力がない
すぐ、いいわけ
転じて攻撃してくる

すぐ、防衛する。

責められなれると、いいもんだよ

冷静に
流せるようになる

こんな言い方しかできないと
親しい人をふみにじるだろうな

寛容な相手からも、みはなされるな

そもそも、こわいから、指摘してもらえなくなるな


キナこは、最近も

わたしは、人からきついと言われたことない

と。いってて、驚き⁉️


そうだよ、こわいもの。

それにきづき、また、ちかよってくるキナこ


四男吉も。

小梅の強さに、頼るとこあるのかな。
膝の手術になりそうだ、と動揺して電話きた。


みんな
みんな
弱さをかかえてる

心の関節は、油きれてませんか?

メーモリー仰ぎ見てつーきをー
思い出を辿り あるいてゆけばー

 


きいてけろ
かいてけろ

弱さ
だめさ
みっともなさ
そこを、つきとおしたむこうに
デイライトはある

 

 


春のこもれ陽の中で 君のやさしさに
うもれていたぼくは 弱虫だったんだヨネ

君と話し疲れて いつか 黙りこんだ
ストーブ代わりの電熱器 赤く燃えていた

地下のジャズ喫茶 変れないぼくたちがいた
悪い夢のように 時がなぜてゆく

ぼくがひとりになった 部屋にきみの好きな
チャーリー・パーカー 見つけたヨ
ぼくを忘れたカナ

だめになったぼくを見て
君もびっくりしただろう
あのこはまだ元気かい 昔の話だネ

春のこもれ陽の中で 君のやさしさに
うもれていたぼくは 弱虫だったんだヨネ