はじめて小梅が人間になれた日
(33歳 バツイチ OL 事務勤務
涙が止まりません。カーツ大佐が小梅として人間になれたんですね。小梅の気持ちがはじめて本当にわかった気がします。応援しています。)
サナコは
ぷるぷる震えていた。
部屋のすみで、はりねずみが、イキル準備を、してるかのように
エリマキトカゲが、わたわた逃げる7秒前のように。
またキナコがおこられてる。
こっちに、飛び火しないといいな
ぷるぷる
キナコと小梅の13年戦争
ガミガミ怒ってばかりの小梅でした。
子どもたちが、小さい頃、親として未熟、いや、最低だった小梅は常にいっぱいいっぱいでした。
中学受験をエゴで追い込みまくり、キナコは荒んでいた、、
あれはサナコの記憶の中で『地獄の黙示録』でした。
ベトナム戦争よりこわい、
ぷるぷる
勉強しないと。こんないおこられるんだ
小梅さえもっと早く心理学の勉強をしていたら
キナコサナコを傷つけなかったかもしれない。
言葉を変え、意識の方向性を変え、自分の内面に向き合ったら、1週間もしないうち、子どもは、変化する
『なんで宿題しないの‼︎』
『何回もいってるでしょう』
『どうしてそういう気持ちにさせるの!?』
恐ろしい言葉。
『塾なんかやめてしまいなさい!』
自分のエゴで、
ベトナムのジャングルに王国を作り独裁者となっていたカーツ大佐。同じように子どもを支配しようとして支配できないことに苛立ち、恐怖と敵意をむき出しにしていた毒母小梅
ありのままを認め
ご飯を食べ
声が大きくて元気
おしゃれ
ただいるだけで
間違えた自分に気づかせてもらっていること
小梅の血のめぐりがやっときた。
初めて人間としてこどもを認め
初めて小梅は人間になれました。
自分の中の欠落感を子どもをコントロールし
競争に勝ってもらい満たすことで埋めようとしていました。
その欺瞞からは、巧妙に目をそらしながら。
『地獄の黙示録』は
救い難さがわかりやすい
一番いやな、小梅が育てられたプログラミング
競争
比較
命令
支配
感情無視
男女差別
学歴差別
のやり方を、小梅もしていて、そこがカーツ大佐に重なります。
小梅に足りなかったのは
傷ついていた自分を認めることでした。
私たちの考えや行動は、様々な経験を通して、神経と言語/非言語によってプログラミングされています。
人の思考パターンや行動パターンは、
効果的な手法を用いることでより良く変えることができます。
制限を全てはずしたら、したいことはなんですか?